本記事で解決できる悩み
- iPadで勉強したいけど何から始めればいいかわからない。
- iPadでどんな勉強ができるか知りたい。
- 看護師が iPadを使って勉強しても大丈夫?
iPadは学習ツールとして非常に優れたデバイスですが、実際に学習を始めようとしても「どうやって勉強すればいいの?」と結局 iPadを使わなくなってしまうことは多いです。
看護師の私はiPadを使い始めて約3年が経過しますが、日々の勉強から資格取得など様々な学習にiPadを活用しています。
紙での学習からデジタル学習へ移行する段階では覚えることも多く、何度も挫折しかけたのを今でも覚えています。
そこで本記事では、初めての方でもスムーズにiPadを使って学習を始められるように、 iPadを使った勉強方法や学習効率を上げるテクニックなどを詳しく解説していきます。
iPadを活用して学習している私の経験をまとめた内容になっています。
これからiPadを使って勉強したいと考えている看護師さんは、ぜひ最後まで読んでいってください。
iPad学習のメリット:看護師が知っておきたい【6つのポイント】
iPadを使って勉強することで得られるメリットには次の6つがあります。
- 学習に必要な機能がそろう
- 場所を選ばずどこでも勉強できる
- 情報の管理・整理が容易
- 学習内容を柔軟に修正できる
- スマートなオンライン学習の実現
- スキマ時間学習するのに優れている
学習に必要な機能がそろう
iPadとApple Pencilがあれば、学習に必要な機能をこの一台で使うことができるようになります。
勉強を始めるには参考書やノート、数多くの文房具など様々なものが必要です。
勉強方法によっては単語帳や暗記シート、パソコンまでもが必要になるかもしれません。
ですが、iPadなら学習に必要な機能のほとんどをこの一台に集約できます。
ノートや文房具は消耗品ですが、デジタルなので、無限に使うことができるのもメリットと言えるでしょう。
場所を選ばずどこでも勉強できる
iPad学習では必要な参考書やノートはすべてデジタル化して、データとして保存します。
そのため、iPad一台があれば重い勉強道具を持ち運ぶことなく、どこでも勉強することができます。
看護師は複数の参考書を活用しながら勉強することが多く、全てを持ち歩いて勉強するのはとっても大変。
そんな中、iPadとApple Pencilがあれば荷物が最小限になるので、あなたが集中できる環境を選んで学習することができます。
例えば、おしゃれなカフェで勉強したいけど、どっさり参考書を並べて勉強するのはちょっと恥ずかしい。(※私の感想)
iPadならミニマムかつスタイリッシュな学習を実現できるので、人目を気にせず勉強できるようになります。
場所を選ばず勉強できるのがメリット!
情報の管理・整理が容易
iPadは学習した内容の管理や整理を簡単に行うことができます。
紙ベースの学習はノートや資料の整理や収納、ファイリングなど全て手作業で行うため大変。
特に看護師は解剖や看護技術、多くの分野の学習が必要で、それぞれ仕分けをしながら勉強するのは苦行と言えます。
勉強していると、、、
この情報はノートのどこに書いたか忘れちゃったよ。
なんて事が起こりがち。
せっかく勉強したことも、必要な時に必要な情報を見つけられなければ意味がありません。
付箋や目次を事前に作っておけば解決できますが、その都度付け足していくのはけっこう大変。
iPadなら勉強した内容や資料をファイルごとに整理することができます。
さらに『文字検索』機能を使えば、特定の情報を瞬時に見つけることができるので、探す手間がなくなり学習効率がアップします。
探す手間を最小限にして勉強効率アップ!
学習内容を柔軟に修正できる
iPad学習はデジタルデバイスを利用しているため、学習した内容の修正が比較的簡単です。
紙のノートに手書きで学習内容をまとめていて、間違えてしまったら修正するのは大変です。
修正液を使うと見栄えが悪くなり、間違えた箇所が多いと最初からやり直しなんてこともあるでしょう。
iPadなら文字の修正だけでなく、拡大や縮小、位置の移動などデジタルならではの柔軟な修正が可能。
修正にかかる時間を短縮し、手間を軽減してくれます。
スマートなオンライン学習の実現
iPadなら追加で機材を購入せず、スマートにオンライン研修やウェブセミナーに参加できます。
オンライン学習には、パソコン・マイク・カメラなどが必要ですが、iPadには全て内蔵されているで、iPad一台で完結します。
自分の知識をアップデートするためには、研修やセミナーへの参加がけっこう重要です。
今までは現地開催が多かった研修も、オンライン開催されるものが増えています。
資格の研修もオンラインで行われることがあるので、今後参加する機会はどんどん増えていくでしょう。
スキマ時間学習するのに優れている
スキマ時間学習とは、通勤時間や待ち時間など、普段の生活の中で生まれる短い空き時間を利用して勉強する方法のことです。
勉強した内容を他のデバイスと同期することで、どこでも学習内容の閲覧が可能です。
まとめたノートや資料をスマホなどの他デバイスと同期しておくことで、通勤や休憩中、外出先でも確認できるようになります。
看護師は忙しいですが、勉強も必要。いかにスキマ時間を使って勉強するかがスキルアップの鍵となります。
座って参考書を開く時間がなくても、デジタルならではの機能を活かすことで、少ない時間を有効活用できるようになります。
資格取得の勉強で大活躍しました!
iPad学習の意外なデメリット:注意すべきポイント
iPadは看護師の学習をサポートする素晴らしいツールですが、完璧ではありません。
使っているうちに、いくつかのデメリットに気が付いたので、詳しく説明し効果的に使うための方法を合わせて紹介します。
iPadで勉強するデメリットには次の5つがあります。
- 初期費用が高い
- 使いたい電子書籍がない
- 一覧性が低い
- バッテリー切れの心配
初期費用が高い
iPadは他のタブレットに比べると高価です。
特にiPad Proや大容量ストレージのモデルを選ぶとさらに高額になってしまいます。
以下は、現行モデルのiPadの価格です。
iPad種類 | 発売年月 | 価格 |
---|---|---|
13インチiPad Pro(M4) | 2024年 | 218,800円~ |
11インチiPad Pro(M4) | 2024年 | 168,800円~ |
13インチiPad Air(M2) | 2024年 | 128,800円~ |
11インチiPad Air(M2) | 2024年 | 98,800円~ |
iPad(第10世代) | 2022年 | 58,800円~ |
iPad mini(A17Pro) | 2024年 | 78,800円~ |
勉強のためだけに、これだけの金額を出すのは難しいと感じる人は多いかもしれません。
しかし、iPadは勉強以外にも趣味や副業など様々な用途に使えます。
自分の生活スタイルに合えば購入する価値は十分にあると言えます。
初期費用を抑えるには?
iPad学習を始めるためには、iPadやその他のアクセサリーが必要になります。
初期費用を抑える方法を3つ提案します。
- iPadをセールの時に購入する
- 中古・型落ちのiPadを購入する
- 他社製のアクセサリを使う
iPadはAmazonなどのセール中に購入することで、割引やポイント還元を受けることができます。
また、中古・型落ちiPadであれば、数千円〜数万円単位で安く購入することもできるでしょう。
さらに、勉強に必要なスタイラスペンやケースは他社製品を使うことで、費用をかなり抑えることができます。
私の使ってきたiPadは全て中古品。選び方を知っていればトラブルなく使い続けられます。
勉強に関して言えば、他社製のアクセサリでなんの問題もありません。
iPadを安く購入する方法まとめ
iPadのアクセサリ紹介まとめ
使いたい電子書籍がない
全ての医療・看護書籍が電子化されているわけではないので、使いたい参考書やテキストが電子書籍にない場合があります。
最近では医療書籍の電子化が進んでいて、「病気が見える」などのメジャーな書籍は電子版を使えます。
しかし電子化されていない書籍が多いのも事実。
使いたい書籍がなければ、iPadの利便性が損なわれ、紙の書籍を持ち歩く必要が生じてしまいます。
書籍をデータ化する方法は?
電子書籍がない参考書を iPad内にデータとして保存する方法があります。
自分で書籍をデータ化する主な方法は2つ。
- 書籍を裁断しスキャナーを使ってデータ化する
- スキャンアプリを使って書籍データ化する
スキャナーを使う方法は、綺麗にスキャンできるメリットがありますが、裁断するので書籍を元の状態に戻せなくなります。
『Adobe Scan』などのスキャンアプリは、1ページずつ自分でスキャンする必要はありますが、スマホなどのカメラで簡単に書籍をスキャンできます。
簡単なので初心者にオススメの方法になっています。
私は現場に参考書を持っていきたいことがあるので、スキャンアプリを使い必要なページをスキャンしながら勉強しています。
書籍をデータ化する方法まとめ
〜COMING SOON〜
一覧性が低い
iPadは画面サイズが限られるため、紙の資料のように一目で全体を見渡すことが難しい場合があります。
iPadは一度に表示できる範囲が限られるため、詳細な情報を確認する時に少し手間がかかります。
例えば、紙ベースの資料は解剖図や関連図など一度に全体を確認できるため、各部分の関連性を把握しやすいです。
しかし、iPadの画面では一度に表示できる範囲が限られるため、細かいところは拡大や画面移動を駆使しなければなりません。
そのため、全体像を理解に時間がかかることがあります。
一覧性の低さを改善する方法は?
一覧性の低さを対策する方法は2つ。
- 画面サイズの大きいiPadを使う
- 外部モニターへの出力
iPad AirやiPadProには13インチのモデルがあります。
画面サイズが大きいと表示領域が広がり一覧性の低さを対策できます。
11インチ以下のiPadも、ミラーリング機能などを使い外部モニターに出力すれば、より大きい画面で見ることが可能になります。
バッテリー切れの心配
当たり前のことですが、iPadは電池が切れると使用できなくなります。
iPadの使用可能時間は、機種によって約9〜10時間程度と言われています。
実際9〜10時間使えれば、勉強するには十分ですが、気が付いたら「バッテリー残量ないじゃん」なんてことが私自身よくあります。
外出先で勉強するなら、しっかり充電してから出発しましょう。
モバイルバッテリを持っておくと安心。
iPadを急速充電したいなら、PD対応で30W以上のモバイルバッテリーを選びましょう。
iPad学習に必要なアプリ【4選】
iPad学習をする上でアプリの活用は欠かせません。
勉強に使える様々なアプリがリリースされていますが、iPad学習をするための必須アプリを4つ紹介します。
- ノートアプリ
- Adobe Scan
- PDF余白調整
- イルカの暗記シート
ノートアプリ
iPadで勉強するにはノートアプリが必要です。
ノートアプリはノートをまとめるだけではなく、書類・電子書籍の整理や閲覧など、勉強の肝となる機能が多く搭載されています。
現在様々なノートアプリがリリースされていますが、どれを使えばいいか悩む人も多いでしょう。
ノートアプリを初めて使う方は、次のポイントを考慮して選んでみてください。
私は『Goodnotes』というノートアプリを愛用していいます。使いやすく初心者にもオススメです。
Goodnotes6
Goodnotes 6
Time Base Technology Limited無料posted withアプリーチ
Goodnotes6の価格
- 無料版:容量5MB、ノート3冊までの制限あり
- 有料版:1,350円/年または4,080円/一括、すべての機能が使用可能
Goodnotes6の特徴
- 圧倒的人気ノートアプリ
- 直感的な操作性
- PDFの編集と注釈付けが簡単
- 優れた文字検索機能
- 画像の挿入が簡単
- 暗記学習に必要な機能が多数搭載
Goodnotes6の詳しい活用方法はコチラ
Adobe Scan
Adobe Scan: OCR 付 スキャナーアプリ
Adobe Inc.無料posted withアプリーチ
Adobe Scanは書籍や書類をスキャンしてPDF化するためのアプリです。
アプリを起動し書類や書籍を iPadやスマホで撮影するだけで、周囲を自動で認識しPDF化してくれます。
電子版の参考書がなくても「Adobe Scan」を使えば簡単に電子化できiPadで持ち歩くことができます。
PDF余白調整
PDF余白調整
Yohei Iseki無料posted withアプリーチ
びっしり情報が書かれている書類を使って勉強する時に、字を書くスペースがなくて困ったことはないですか?
iPad学習では「PDF余白調整」を使うことで資料の周囲に余白を作ることができます。
余白のないPDF書類に…
白い余白をつけることができます
字を書くスペースがない書類も「PDF余白調整」を使えば、ハイライトや手書きコメントの入力ができ学習効率が上がります。
イルカの暗記シート
イルカの暗記シート
BrainApp LLC無料posted withアプリーチ
赤シートを使って暗記学習をしたことはありますか?
「イルカの暗記シート」を使えばiPadでも赤シートを使っている様な学習を実現できます。
ノートアプリでノートを作り暗記が必要なところを赤ペンで書いておけば、まとめノートでそのまま暗記学習ができます。
【初心者向け】最初に知っておくべきiPadを使った学習方法
iPadは現代の学習において非常に役立つツールと言えます。
そんなiPadも学習での使い方がわからないと効率的に勉強することはできません。
みなさんが勉強方法で迷わないために、これからiPad学習をはじめる方が知っておいてほしい勉強方法を2つ紹介していきます。
Split View × ノートアプリ
「Split View×ノートアプリ」はiPad学習の基本の型と言っても過言ではありません。
応用することで様々勉強方法に活かすことができます。
iPadのSplit Viewで2つのアプリを開く
iPadでは複数のアプリを同時に操作することができます。画面を、サイズ変更可能な2つの表示に分割して、2つの異なるアプリを開いたり、同じアプリから2つのウインドウを開いたりできます。
参考書を見ながらノートを書くという勉強方法が一般的ですが、iPad一台あれば完結します。
このようにSplit Viewを使い画面を分割すれば、左に勉強に使う資料と右にノートアプリを配置できます。
具体的な方法は続きをご覧ください。
Split View × ノートアプリの使い方
Split Viewのやり方は色々ありますが、1番簡単だと思う方法をを伝えします。
step
1ノートアプリを開く
今回は私のオススメしている「Goodnotes」を使って説明します。
step
2画面上部の『・・・』をタップ
step
3『Split View』を選択しタップ
step
4アプリを選択しタップ
開いたノートアプリは一旦画面左脇に移動するので、学習に使用資料(PDF・電子書籍・WEBサイト)を開きます。
今回は「病気が見える」の電子書籍を閲覧できるメディリンクアプリを開きます。
step
5Split View × ノートアプリ完了
左右にそれぞれノートアプリと電子書籍を配置することができます。
左右のアプリ入れ替えはとても簡単。
起動しているアプリの上方部をタッチし左右に移動することで、アプリを入れ替えられます。
資料 × ノートアプリ
参考書や資料に直接手書きで書き込んで勉強するなら「資料×ノートアプリ」は絶対に覚えなければなりません。
通常、電子書籍やPDF書類にApple Pencilを使って文字の手書入力はできませんが…
このように「資料×ノートアプリ」を使えば、手書きで文字を書いたりマーカーを引いたりすることができます。
詳しい方法は続きをどうぞ!
資料 × ノートアプリの使い方
「資料×ノートアプリ」を使う方法の中でも、一番簡単だと思う方法を紹介します。
今回は「ファイルアプリ」に保存されているPDF書類を「Goodnotes」に取り込む方法を説明します。
step
1ファイルアプリを開く
step
2PDF書類をノートアプリに取り込む
使っているノートアプリを選択してください。
step
3新規書類として読み込む
step
4Goodnotesに読み込み完了
iPadで学習効果を最大化するテクニック
効率的な勉強とは、『少ない時間とエネルギーで最大の学習効果を得ること』だと考えます。
忙しい医療現場で働く私たちにとって、限られた時間を有効に活用することはとても重要。
iPadを上手に活用して、学習効率を劇的にアップさせるテクニックを紹介します。
具体的な方法は次の5つです。
- 勉強中は集中モードを使う
- 目標を立ててから勉強をはじめる
- 勉強時間の管理をする
- 勉強内容の理解を重視する
- 休息とリフレッシュを大切にする
勉強中は集中モードを使う
iPadは学習デバイスとして便利ですが、動画やゲーム、SNSなど誘惑も多く集中力を低下させかねません。
そのため、iPad学習を始める前に学習環境を整えることが学習効率をアップさせる鍵になります。
学習に集中できる環境を作るため、まずやるべきことは『集中モード』を活用することです。
『集中モード』は気を散らすものをできるだけ減らして作業に集中できるようにする機能です。
Apple公式サイト参照
集中モードを活用すればホーム画面を学習用にカスタマイズできるので、誘惑を断ち切って勉強できます。
例えば、このような誘惑の多いホーム画面を…
勉強特化のホーム画面にすることができます。
集中モード使用中は通知もOFFにできるので、より勉強に集中できる環境を作ることができます。
具体的な方法は続きをご覧ください。
集中モードの設定方法
step
1勉強用のホーム画面を準備
事前準備としてホーム画面を左右にスクロールし、勉強に使うアプリを一画面内にまとめます。
私の iPad学習は主に調べながらノートにまとめるスタイルなので下記のようなアプリを配置。
step
2 iPadで設定アプリを開く
step
3「集中モード」をタップ
step
4+ボタンをタップして「カスタム」を選択
step
5好きな名前とアイコンを設定
赤枠内に好きなタイトルを入力。
アイコンやテーマカラーは好みで選んで下さい。(全て後から変更できます)
step
6通知の設定
赤枠内を設定することで通知の消音を選択できます。
連絡先・アプリそれぞれ「通知を知らせない」または「選択して通知を許可」することができます。
step
7準備したホーム画面を選択
step
8コントロールセンターを開き集中モードをタップ
ホーム画面へ戻り、①の矢印に沿って左上から画面をスクロール。
コントロールセンターが開くので「集中モード」をタップしてください。
先ほど作成した集中モードをタップすると切り替え完了です。
左右にスクロールするとわかりますが、他のホーム画面は表示されなくなります。
元の画面に戻したい場合は、コントロールセンターから再度集中モードをタップしOFFにしてください。
iPad学習を始める前に集中モードで環境を整えよう。
もっと便利に使いたいなら
集中モードを上手に活用すると、用途に応じた複数のホーム画面を作ることができます。
ワンタップ操作でホーム画面を切り替えることができるので、とっても便利です。
集中モードの活用方法
〜COMING SOON〜
目標を立てから勉強を始める
勉強をする場合、目標を立てることが重要。
iPad学習でも目標を立ててから勉強することで得られるメリットは大きいです。
具体的には次のようなメリットがあります。
- 進捗状況を見える化できる
- モチベーションの維持
- 予定を管理しやすい
- 何をすればいいか迷わず勉強できる。
目標の立て方とスケジュール管理の考え方
まず最初にやるべきことは目標を明確にすることです。
目標を持たずに勉強する人は、大概挫折したり飽きて辞めてしまうことが多いです。(※過去の私がそうでした。)
最初に最終目標と達成までの期間を決め、達成するために月単位・週単位・日単位の目標を計画します。
iPadで学習の目標と計画の管理をするのなら、 標準のカレンダーアプリをつかうのがオススメです。
カレンダーアプリの使ってスケジューリングをしたい方は続きをご覧ください。
カレンダーアプリで目標と計画を立てる方法
※例として資格試験のスケジュールを使用しますが、実際の試験スケジュールとは異なることをご了承ください。
step
1カレンダーアプリを開く
step
2カレンダーを追加して目標を分ける
事前に目標をカテゴリー別で分けておくことでスケジュール入力後の画面が見やすくなります。
私は事前に「小目標」「中目標」「大目標」「目標達成」の4つにカテゴリーに分け色を変えています。
好きなタイトルとカラーを選択してください。
目標ごとにカラーを変えておくと後で見返すときに確認しやすくなります。
step
3スケジュールの入力
+から新規スケジュールの入力をします。
通知設定をしておくことでやり忘れをなくすことができます。
後で説明しますがiPhonと同期しておくことで、iPhonでも通知を受け取ることができます。
目標達成日を決めて、大目標→中目標→小目標の順でスケジュールを入力します。
目標達成日を決めて「大目標」を入力。
次に大目標を達成するための「中目表」を段階的に分けて入力。
最後に中目標を達成するための「小目標」を段階的に分けて入力。
私の勤務は夜勤もあり不規則なので、小目標はざっくりとした期間で設定しています。
人によって日単位でやることを入力した方がやりやすいかもしれません。
step
4完了したら目標達成にする
達成した目標は色分けしておくことで進捗状況の確認がしやすくなります。
最初に作成しておいた「目標達成」のカテゴリーを使います。
カレンダー上の完了した目標をタップし、カレンダーのカテゴリーを「目標達成」に変更します。
step
5ホーム画面にスケジュールを表示
ホーム画面を長押しして、左上の編集をタップ
ウィジェット一覧から「カレンダー」を探し左右にスクロールし好きなウィジェットを選んで追加。
ホーム画面にウィジェットが追加されるので、当日の予定をすぐに確認できます。
step
6iPhonと同期する
カレンダーをiPhoneで同期しておくと、iPadとiPhoneどちらからでも同じカレンダーを見ることができます。
カレンダーを同期する方法は次の通りです。
【設定】→【iCloud】→【カレンダー】→【オン】
これらの方法を使えばプライベートな予定も簡単に入力できます。
もっと便利に使いたいなら
便利なカレンダーアプリですが、完全デジタルなので手書きには非対応なのが残念なところ。
複数のスケジュール管理アプリを組み合わせて使うことで、あなたの悩みを解決できるかもしれません。
工夫次第で手書きの手帳のようにスケジュール管理ができ、看護師の複雑なシフトを一括管理がきるようになります。
スケジュール管理アプリの活用方法
〜COMING SOON〜
学習時間を管理する
勉強を効率的に行いたいなら、時間を管理することが重要です。
諸説ありますが、成人の集中持続時間は平均して50分程度。15分ごとに波があると言われています。
そのため長時間座って勉強し続けるのは現実的にむずかしいく、勉強し続けたとしても知識として定着しなければ意味がありません。
集中して勉強したい時に活用できる時間管理の方法として「ポモドーロ・テクニック」があります。
ポモドーロ・テクニックとは、25分作業して5分休憩するサイクルを繰り返す時間管理術のことです。
ポモドーロ・テクニックは、集中のメカニズムに基づいた方法なので、集中力が途切れる前に休憩でき学習の効率を高めてくれます。
そのため、このサイクルを1日の学習計画に組み込むことで、集中力が切れにくく、効率的に学習を進めることができます。
iPadでも専用アプリが多くリリースされているので、ポモドーロ・テクニックを活用することができます。
オススメアプリと具体的な方法がしりたい方は、続きをご覧ください。
iPadで学習時間を管理をする方法
AppStoreには様々なポモドーロタイマーアプリがありますが、中でも「ポモドーロタイマー勉強・仕事・作業用。シンプル・おしゃれ」は見た目がシンプルかつ簡単で使いやすくオススメです。
ポモドーロタイマー 勉強・仕事・作業用。シンプル・おしゃれ
Ryunosuke Nagase無料posted withアプリーチ
使い方は至ってシンプルで直感的に使うことができるでしょう。
再生ボタンを押せばポモドーロタイマーが作動し、25分の集中時間と5分の休憩を繰り返してくれます。
アプリを閉じてもバックグラウンドで作動し続けてくれるので、他のアプリを開いても問題なく使えます。
左上の設定から細かい設定ができますのでお好みで調整してください。(一部の設定には課金が必要です)
ポモドーロタイマーの活用方法
〜COMING SOON〜
内容の理解を重視する
どんな勉強にも言えることですが、学習した内容を理解することが一番重要です。
特に看護師は緊急対応が求められるので、理解できていないと対応できないことも多々あります。
iPadは暗記学習をサポートするアプリを多く提供しいるので試験対策などでその効果を発揮してくれます。
しかし、暗記に加えて理解を深めることが最も重要であることを忘れずに、バランスよく学習を進めていきましょう。
理解を深めるために私が活用している方法をしりたい方は続きをどうぞ!
iPadで理解を深められる学習方法は?
理解を深める勉強法は単に覚えるだけでなく、内容をしっかり理解し自分の知識にすることを目指します。
そのためには、学習内容を自分に落とし込む必要があるので「インプット」と「アウトプット」を意識した学習方法を選択することが重要です。
インプットとは、新しい知識や情報を頭に入れることで、読書、聞く、調べることにあたります。
アウトプット とは、インプットした知識や情報を活用することで、文章を書く、人に説明する、何かを作ることにあたります。
インプット・アウトプットを使ったオススメの学習方法は次の通りです。
- まとめノートの作成
- 質問を考える(疑問を洗い出す)
- 教えて学ぶ
- 関連図の作成
iPadはノートアプリの機能が充実しているので、まとめノートも作りやすいです。
関連図に関しては、iPadで作成しやすい方法を模索中です。いい方法を見つけ次第紹介します。
iPadで理解を深める学習方法まとめ
〜COMING SOON〜
休憩とリフレッシュを大切にする
日々医療は進歩しており、遅れを取らないためにも看護師は継続学習が必要です。
勉強だけし続けるのは現実的に不可能なので、休憩とリフレッシュを取り入れながら上手に勉強していきましょう。
勉強ばかりでは何のために仕事をしているのか分かなくなってしまいます。
自分の時間を大切にしつつ、どうすれば継続学習できるのかを考えられると良いですね。
メリハリをつけて学習を継続していきましょう!
iPad学習を初めるために必要なもの
iPadでの学習を最大限に活用するためには、適切なアイテムを揃えることが重要です。
iPad学習を初めるために必要なアイテムと、学習を補助してくれるアイテムをそれぞれ紹介します。
絶対に必要なアイテム
- iPad
- ApplePencil
iPad学習を補助してくれるアイテム
- iPadケース
- 保護フィルム(ペーパライクフィルム)
- モバイルバッテリー
iPad学習を強力にサポートするアイテムを見て、今すぐ準備を整えていきましょう!
iPad
これがなければiPadを活用した勉強を始めることはできません。
しかしiPadには多くの種類があり、どれを選んだらいいのか悩む人も多いでしょう。
最初に結論を言います。
『ApplePencil(スタイラスペン)に対応している iPadであれば iPad学習はできます』
結論を踏まえてiPadの種類ごとにメリットとデメリットを簡単にまとめました。
メリット | デメリット | |
iPad Pro | 高性能で高度な作業にも対応 | 価格が高くオーバースペックになりやすい |
iPad Air | 性能と価格のバランスがいい | Proモデルに比べるとディスプレイや機能性が落ちる |
iPad | 価格が手頃、学習には十分の機能性 | 上位モデルと比べると処理速度が遅い |
iPad mini | コンパクトで持ち運ぶのに便利 | 画面が小さく勉強には使いずらい |
現行 iPadのオススメモデル3選
iPadを勉強に使うなら次のモデルがオススメです。
- iPad (第10世代)256GBモデル
- iPad Air (M2)128GB (以上)モデル
- iPad Pro (M4)256GB (以上)モデル
選んだ理由が知りたい方はコチラ
中古・型落ち iPadオススメ3選
iPadの型落ちモデルはApple Storeで購入することはできません。
基本的に中古品や整備済み品であることを想定し下記の iPadを選んでいます。(販売店によっては未使用品・未開封品の販売あり)
中古・型落ちiPadで、勉強使いに最適なモデルは次の通りです。
- iPad (第9世代) 64GBモデル
- iPad Air (第5世代) 256GBモデル
- 12.9インチ iPad Pro (第5世代) 128GBモデル
選んだ理由がしりたい方はコチラ
Apple Pencil
Apple PencilはiPadでの手書き入力を快適にするための必須アイテムです。
Apple Pencilは、他社製品にはない独自の機能を搭載しているので、ノートアプリとの併用で快適な学習を実現できます。
ApplePencilは3種類のモデルがありますが、対応機種がそれぞれ異なります。
自分が使うiPadに対応しているApple Pencilを確認してから購入しましょう。
勉強するなら他社製スタイラスペンで十分
勉強の用途であれば、他社製のスタイラスペンで何の問題もなく使用できます。
最近のスタイラスペンは、Apple Pencilに近い形状で書き心地もよく、コスパもいいため初期費用を抑えたい方にオススメです。
ただし、他社製のスタイラスペンには「タップ機能によるツール切り替え」や「筆圧検知機能」がありません。
特に絵を iPadで描こうと思っている方は必ず「Apple Pencil」を選びましょう。
Apple Pencilとスタイラスペンの違い
他社製スタイラスペンのオススメ4選
スタイラスペンも購入前に対応機種を必ず確認しましょう。
ペーパーライクフィルム
iPadの画面はツルツルしていて、Apple Pencilでは正直書きずらい。
そんな時はペーパーライクフィルムを貼ることで、iPadの画面が紙のような質感に変わり書き味が改善します。
鉛筆で紙に字を書いているような自然な書き心地になるので、手書きメモやイラストを描く時の使い心地が大幅に向上します。
オススメのペーパライクフィルム
iPadによって画面サイズが異なるので、必ず対応機種を確認してから購入しましょう。
ペーパーライクフィルムには次のようなデメリットがあります。
- 画質が落ちる
- 画面操作性の低下 など
iPadのメリットを最大限に活かしたいのなら、「着脱式のペーパーライクフィルム」がオススメ。
普段は画面保護のためにガラスフィルムを貼っておき、必要な時にペーパーライクフィルムを装着する方法が便利です。
ペーパーライクフィルムの選び方
iPadケース
iPadを傷や落下から守るためにケースを使いますが、 iPad学習においても重要な役割をになっています。
多くのiPadケースにあるスタンド機能は、学習方法に応じて角度を使い分けることで負担軽減や作業効率アップなどの効果を得られます。
学習の肝であるApple Pencilもケース付属のペンフォルダーに入れておけば紛失を防ぐことができるのでありがたいです。
iPadケースは学習を補助してくれる大切なアイテムと言えるでしょう。
デザインや色もたくさんあるので、自分の好みや使い方に合ったものを選びましょう。
オススメの iPadケース
iPadケースにあった方がいい機能は次の2つ。
多機能すぎると逆に不便なので、1~2個程度の機能に抑え他方が良いです。
- スタンド機能
- ペンフォルダー
iPadケースの選び方
モバイルバッテリー
外出先で勉強する時にモバイルバッテリーがあると便利です。
モバイルバッテリーを持っておけば電池切れの心配がなくなり、iPadやスマホも充電できるので1台持っておいて損はありません。
iPadを使っている方が知っておきたいモバイルバッテリーの選び方は次のとおりです。
- USB Power Delivery(PD)対応を選ぶ
- 20W以上に対応、フルスピード充電するなら30W以上を選ぶ
- 10,000 〜20,000 mAhを選ぶ
※容量が増えると必然的にモバイルバッテリーが重くなります。 - 普段の持ち歩き用なら10,000 mAh
- 旅行や他のデバイスを充電したいなら20,000 mAh
オススメのモバイルバッテリー
私はできるだけ持ち物を減らしたいので、必要な機能が全て揃っているモバイルバッテリーを推しています。
まとめ
iPadは看護師の忙しい日常において、学習を効率化する便利なツールです。
どこでも学べる利便性や多機能性により、さまざまな勉強方法を実践し、効率よく学習することができます。
しかし、初期費用の高さや電子書籍の不足などのデメリットがあるのも事実です。
これらの注意点を理解し効果的に活用することで、iPadは看護師の学習を支える強力な味方となります。
自分の学習スタイルに合わせて、iPadを最大限に活用していきましょう。
本記事がiPad学習をはじめようとしている方の参考になれば幸いです。