解決できる悩み
- iPadをしっかり守るためのケースの選び方は?
- 自分の用途に合ったiPadケースをどう選べばいい?
- 看護師や看護学生に最適なiPadケースはどれ?
iPadを手に入れたら、まず準備したいのがiPadケース。
いざ探してみるとその種類の多さに驚きます。デザインや機能、素材など考えることが多くて「どれを選べばいいの?」と迷ってしまう方が多いです。
私自身、これまでいくつかのiPadケースを試してきましたが、ケース1つでiPadの使いやすさが大きく変わります。だからこそ、iPadケース選びが難しいこともよくわかります。
そこで本記事では、現役看護師の私が試行錯誤の経験を基に勉強や仕事、プライベートにおいて役に立つiPadケースの選び方を分かりやすく解説していきます。

この記事を読めば、数ある選択肢の中から、あなたにぴったりのiPadケースを見つけるヒントが見つかります。
iPadケースの必要性:iPadを守り使いやすさをアップさせる重要アイテム

iPadの洗練されたデザインと軽さをそのまま味わいたいと思うのは自然なこと。「ケースで重くなるのは嫌だ」「美しいデザインが隠れるのはもったいない」と感じ、ケースの必要性に疑問を持つ方もいるでしょう。
しかし、iPadに真価を発揮するためにはケースは必要だと言えます。iPadにケースを装着した方がいい理由は次の3つです。
理由①:保護性能を強化するため

iPadケースが必要な最も大きな理由は、大切なiPadを衝撃や傷から守る「保護性能」を強化するためです。
iPadは思っている以上に手から滑り落ちやすいもの。ソファでくつろいでいる時やカバンから取り出す時、ほんの些細な不注意でその「もしも」は起こり得ます。
画面が割れてしまえば費用や手間がかかることに加え、本体に傷がつけば売却する際の価格が大きく下がってしまう可能性があります。
そう考えると、数千円で手に入るiPadケースは、iPadを長期間きれいかつ、安心して使い続けるために入る必須の保険と言えるでしょう。
理由②:作業効率をアップさせるため

iPadケースの役割は、本体を守るだけではありません。あなたのiPadが持つ能力を最大限に引き出し、作業効率を劇的に向上させる「機能性」も大きな魅力です。
スタンド機能付きのケースなら動画鑑賞や勉強を快適に行えます。さらに、Apple Pencilを収納できるもの、キーボードが一体になったものなど様々な機能が搭載されているケースが多数あります。
このように、たった一つのケースがあなたの「もっと便利に使いたい」という希望を叶えてくれる可能性を秘めていると言えます。iPadケースは、あなたの使い方に合わせて、iPadを何倍も便利にしてくれる拡張ツールなのです。

iPadを活用した勉強方法が知りたい方は下記の記事を参考にしてください。
理由③:自分らしさを表現するため

iPadは毎日目にして手で触れるものだからこそ、見た目の「デザイン性」も妥協できませんよね。iPadケースは単なる保護カバーではなく、あなたのスタイルを表現するためのアクセサリーとも言えます。
iPadケースを複数所持していれば、その日の状況や気分に合わせてケースを着せ替えることができます。豊富なデザインやカラーの中からお気に入りの一つを選べば、iPadは単なる電子機器ではなく、あなたの個性を表現するためのアイテムになります。

自分が好きな見た目のアイテムを使うと勉強や作業のモチベーションも上がります!
iPadケースを機能性で選ぶ時のポイント

iPadケースの最も重要な役割は大切なiPadを衝撃や傷から守ることですが、それだけがiPadケースの役割ではありません。iPadケースには保護性能に加えて、iPadをさらに便利で使いやすくするための機能が搭載されています。
iPadケースに搭載されている代表的な機能には次のようなものがあります。
それぞれの機能をどのように使えばいいか、どんな方におすすめなのかを詳しく解説していきます。
スタンド機能:角度を変えて作業効率を上げる
iPadケースのスタンド機能は、iPadの快適さを左右する最も重要な基本的な機能です。スタンド機能はシンプルですが、用途に応じてiPadを自立させたり、作業しやすい角度を調整したりできるので非常に便利。
スタンド機能は次のようなシーンで活躍します。
スタンド機能はあらゆるシーンでiPadの使い勝手を向上させる重要機能です。iPadを使う多くの方が、搭載されていたら嬉しい機能になるでしょう。
最近では多段での角度調整が可能なiPadケースも多くありますが、多くの方にとっては視聴用と手書きに適した2つの角度があれば十分です。まずは基本の角度を念頭に、自分が行う作業に適した角度調整が必要かを見極めましょう。
- 視聴用の角度は30~70°がおすすめ
- 手書きの角度は15~25°がおすすめ

多くのiPadケースは、動画視聴に適した角度と、文字入力に適した低い角度の2種類を使い分けられることが多いです。
ペンフォルダー:Apple Pencilの紛失を防ぐ
Apple Pencilを使ってiPadで勉強やイラスト作成をするなら、「ペンホルダー付きケース」は欠かせないアイテムと言えます。その最大の理由は、高価なApple Pencilを紛失から守るためです。
Apple Pencilは転がりやすいため、机の上から落下させてしまったり、カバンの中で見失ったりしがちです。Apple Pencil Proや第2世代はマグネットでiPad本体の側面にマグネットで装着できますが、移動中の衝撃などで意図せず外れてしまうケースは少なくありません。
Apple Pencil Proであれば「探す」を使い、紛失した場合でもある程度の場所を特定できるようになりました。しかし、詳しい位置までを特定するのは難しいのが現状です。
ペンホルダー付きのケースなら、固定するバンドや専用の収納スペースがあるので、Apple Pencilをしっかりと固定して紛失のリスクを劇的に減らすことができます。
さらに、ペンフォルダーはiPadとApple Pencilを一体で持ち運べるので見た目がスマートで、使いたい時すぐに取り出せるので利便性が向上します。充電対応のペンホルダー付きケースなら、収納中でも充電できるのでバッテリー切れの心配もありません。
大切なApple Pencilを守り快適に使い続けるために、ペンホルダー付きケースは最も確実な選択肢と言えます。

Apple Pencilだけでなく、他社製スタイラスペンを使う方にとっても魅力的なケースです。
キーボード機能:持ち運びやすくテキスト入力の効率が上がる
iPadでテキスト入力を頻繁に行うのなら、「キーボード付きケース」が非常に強力な選択肢となります。iPadでもWordやExcelは使用できますが、物理キーボードがあることで作業効率は飛躍的に向上します。
画面上のキーボードで難しい長文の入力もPCと同じ感覚で快適に行えるようになります。 また、ケースとキーボードが一体化していることで別に持ち運ぶ手間がなくなり、いつでもどこでもスマートに作業を開始できます。
ただし、この利便性と引き換えに次のことを考慮する必要があります。
- 価格が高い
- 重量が重い
キーボド付きのケースは高性能であるため、他のケースよりも価格は高い傾向にあります。また、キーボードの機能がが加わるため、iPadに装着した時の重量が重くなってしまうので注意が必要です。
キーボドケースを選ぶ時のポイントはあなたがiPadに「PC並みの生産性」を求めるかどうかです。キーボード付きケースは効率的なテキスト入力においては必需品だと言えますが、「価格」や「軽さ」を重視するならデメリットが上回る可能性があります。
あなたの使い方とキーボード付きケースがもたらす価値がマッチするのであれば、それはiPadの能力を最大限に引き出す「最高の投資」になるでしょう。

私はMagic keyboardをiPadと一緒に使用していますが、パソコンを別に持ち歩くことを考えれば、重さはそこまで負担と感じずに使うことができます。
iPadケースを素材や耐久性で選ぶ時のポイント

iPadは高価なデバイスであり、万が一故障した場合の修理費用は決して安くありません。だからこそ、iPadケースを選ぶ時に考えなければいけないのが、本体を衝撃や傷から守る「耐久性」と「保護力」です。
耐久力と保護性能は、ケースに使われている「素材」によって大きく変わります。大切なiPadを落下や衝撃から守るために、特に耐久性の高い素材とその特徴を解説していきます。

それぞれの違いを理解し、あなたの使い方に最適なケースを見つけましょう。
ポリカーボネイト:高い耐衝撃性
特徴 | ・強化されたプラスチック ・車のヘッドランプ、防弾材料として使用されている |
メリット | ・プラスチックの中で最も高い耐衝撃性を持っている ・燃えにくい性質、火がついても自然に消える |
デメリット | ・細かなキズが付きやすい |
シリコン:衝撃を吸収する
特徴 | ・シリコン樹脂を使用している ・工業用品などに活用される素材 |
メリット | ・受けた衝撃を素材が吸収する ・表面が滑りにくく、手にフィットしやすい ・ケース自体が破損しにくい |
デメリット | ・薄く加工することが難しく、厚みが出てしまう ・静電気を帯びやすく、ホコリが付きやすい |
TPU:弾力で衝撃を逃す
特徴 | ・ポリカーボネートより柔らかく、シリコンより硬い ・プラスチックよりも弾力性と柔軟性がある |
メリット | ・強力なゴムのように衝撃を逃がす ・加工が容易で薄く作れる ・柔らかい素材のためケースの脱着が簡単 |
デメリット | ・耐熱性能が弱く、夏場の車内放置で変更しやすい ・変色しやすく、透明のケースは黄ばみやすい |
PUレザー:薄くてかるい
特徴 | ・人工的につくられたレザー素材 ・本革に近い質感を再現している |
メリット | ・薄くて軽いため持ち運びやすい ・リアルレザーのように、定期的な手入れが不要 |
デメリット | ・水に弱い ・湿度が高い場所では長期放置で表面がボロボロになりやすい |
ポリウレタン:衝撃吸収効果がある
特徴 | ・ゴムのように柔らかく、弾力性を持っている ・Apple純正のiPadケース(Smart Folio)にも使用されている |
メリット | ・高い弾性と衝撃への強さにより、衝撃吸収効果がある |
デメリット | ・経年劣化しやすい ・2~3年が劣化の目安となっている |

最近は複数の素材を融合させたハイブリットケースも多く存在します。
iPadケースをデザインで選ぶ時のポイント

iPadケースを選ぶ楽しみには、様々なデザインの中からお気に入りの一つを見つけることです。基本的には、ご自身の好きなデザインを選ぶのが一番良いでしょう。
ただし、デザインを優先するあまり、最も重要な「保護力」が犠牲になっていないかを冷静にチェックする必要があります。ケースを選ぶときは、まず見た目の好みで候補を絞り、その中から自分の使い方において十分な保護力があるかという視点で最終決定するのが賢明です。
デザインの魅力と安心できる保護力。この2つのバランスを考えることが後悔しないケース選びの鍵となります。

iPadケースのデザインによる保護力の違いについて詳しく解説していきます。
シェルケース:シンプルで安価
iPadの背面と側面のみを保護する、最もシンプルで軽量ケースが「シェルケース」です。
シェルケースの魅力はスリムさと軽さ。クリアタイプのケースを選ぶことでまるでケースを付けていないかのような一体感で、iPadのデザイン性を損なうことなく本体を守ります。
ケースの取り外しも簡単なので、気軽にケースを着せ替えたい方にもおすすめです。
シェルケースの注意点は、構造上ディスプレイは無防備になってしまうところ。落下時の画面割れのリスクは他のケースより高くなるので、この弱点を補うために以下の対策を考えることが重要です。
シェルケースは、軽さとデザインを最優先したい方に最適です。弱点である画面の保護を保護ガラスなどでしっかりと対策すれば、iPadの魅力を最大限に活かせるケースになるでしょう。
手帳型ケース:画面を保護し機能性を持つ
iPadを持ち運ぶときに最も懸念されるのが、ディスプレイへの傷や衝撃。カバンの中で鍵などの硬いものと接触し、画面を傷つけてしまう危険性は常につきまといます。
その不安を解消しiPad本体の保護もできるのが「手帳型ケース」です。手帳の表紙のように画面を覆う蓋が画面を保護してくれるので、移動中の圧迫や衝撃からディスプレイを守ってくれます。
さらに手帳型ケースの多くは単なる保護ケースに留まらず、複数の機能性を有している場合があります。
- スタンド機能
- ペンホルダー
- 小物ポケット
手帳型ケースは様々な機能が一体となった「オールインワン」の利便性も大きな魅力です。様々な機能を有しているモデルのケースは重くなってしまう可能性がありますが、アクティブにiPadを持ち運ぶ方にとって手帳型ケースは最も信頼できる選択肢の一つと言えるでしょう。
耐衝撃ケース:最強の保護性能
アウトドアシーンや小さなお子さんがいるご家庭など、通常よりも高いレベルの保護性能が求められる環境でiPadを使うなら、「耐衝撃ケース」が最適な選択肢となります。
耐衝撃ケースは落下や衝突によるダメージを最小限に抑えることに特化しています。衝撃を吸収する柔らかい素材と、変形を防ぐ硬い素材を組み合わせ保護性能をより強化した設計が特徴です。
しかし、その圧倒的な保護性能と引き換えに以下の点は考慮する必要があります。
- 重量が重くサイズが大きい
- 見た目はでゴツゴツしたものが多く、スマートな印象は薄れる
あなたがiPadを使う環境を考えたとき、デザイン性や携帯性を多少犠牲にしてでも「何があっても壊れない」という絶対的な安心感を最優先するならば、耐衝撃ケースは最高のパートナーになります。
スリーブケース:iPadにケースを付けず持ち歩ける
iPadに常時ケースを付けず、その美しいデザインを活かしたいと考える方には「スリーブケース」が最適です。
スリーブケースはiPadを使用しない時に収納し、持ち運ぶためのケースです。クッション性の高い素材で作られていることが多く、カバンの中での衝撃や傷からiPad全体をしっかりと保護します。
スリーブケースの中にはポケットが付いているモデルがあり、Apple Pencilや充電ケーブルといった周辺機器もまとめて収納できるので非常に便利です。ただし、スリーブケースの性質上、iPadを使用する際にはケースから取り出す必要があります。
使用中の落下などに対する保護機能はないことと、その都度出し入れする手間がかかる点については考慮する必要があります。
スリーブケースは、iPad本来のデザインを楽しみたい方や移動時の保護も妥協したくないという方に最適なケースです。使用中のリスクは自己管理できるという前提で、持ち運びの安全性と利便性を高めたい方におすすめします。
iPadケースを選ぶときの注意点と買って後悔しないためのポイント

iPadケースを選ぶとき、ついデザインの好みや価格、機能の多さだけで判断してしまいがちです。しかし、それだけで決めてしまうと「こんなはずじゃなかった」と後悔につながることが少なくありません。
今回は私の実体験から学んだ、失敗しないiPadケース選びのための本当に大切なコツと注意点をお伝えします。

iPadケース選びを失敗したくない方は最後までご覧ください!
対応機種を必ず確認する
iPadケース選びにおける基本中の基本であり、最も重要なのが「対応機種の確認」です。
現在販売されているiPadだけでも数種類あり、過去のモデルも含めるとその種類は多岐にわたります。サイズが似ていても世代が違うだけでカメラの位置や本体の形状が異なるので、対応していないケースは装着することができません。
「サイズが同じだから大丈夫だろう」という思い込みは禁物です。ケースが届いてからiPadに装着できないと後悔しないためにも、ご自身のiPadの正確なモデルと世代を必ず確認するようにしましょう。
iPadのモデルを確認するための方法は次の通りです。
- 設定を開く
- 一般をタップ
- 機種名を確認する

まだiPadを持っていない方はこちらの記事をご覧ください。
手帳型ケースを買う時の注意点:画面カバーマグネットが付いているか確認
手帳型ケースは画面がしっかり守られて一安心のはずですが、「画面カバーが勝手にパカパカ開くんだけど!?」というトラブルが起こる可能性があります。
手帳型のケースの画面カバーにマグネットがない場合、画面カバーが勝手に開いてしまいます。そうなってしまうと画面は傷つき放題になってしまうので、何のために手帳型を選んだのか分からなくなりますよね。
画面カバーにマグネットがあればカバーは「パタン」と小気味よく閉じて、勝手に開くことは最小限になります。デザインがどんなに気に入っていても、手帳型ケースを買うなら、マグネットの有無だけは絶対にチェックするようにしましょう。
多機能ケースは逆に不便になる場合がある
スタンドやペンホルダー、キーボードなど、便利な機能が満載のiPadケースは非常に魅力的です。しかし、機能性を重視するあまり逆に使いづらくなってしまう「多機能ケースの罠」には注意が必要です。
多機能を追求するあまり一つ一つの機能が低品質なっているケースが少なくありません。選び方のコツは搭載された機能は1~2個、多くても3個に絞ること。そして「自分が最も重視する機能は何か」を明確にし、その機能に特化したモデルを選ぶことです。
機能付きiPadケースを選ぶ時のポイントの一例を紹介します。
- 動画鑑賞や勉強の快適さが第一ならスタンドの安定性や角度調整に優れたケースを選ぶ
- タイピングでのテキスト入力が最優先ならキーボードの品質に定評のあるケースを選ぶ
このように「あれもこれも」と欲張るのではなく、自分にとっての主機能を決めることで満足度の高いケースを選択できます。中途半端な多機能性よりも、本当に使える優れた機能が一つある方が結果的にあなたのiPadライフを快適にしてくれるでしょう。
タイトなケースは保護フィルムに干渉する可能性がある
iPadを万全に保護するためにケースと保護フィルムを併用する方は多いですが、組み合わせによってはケースがフィルムの端に干渉し、フィルムが剥がれたり浮いたりするトラブルが発生する可能性があります。
iPadの縁までしっかり覆う保護力の高いケースと画面全体を覆うタイプのフィルムを組み合わせた場合に際に起こりやすいです。このようなトラブルが起こってしまうとアイテムの買い直しが必要になるので、購入前の対策が非常に重要です。
フィルム干渉を避けるための対策には次のような方法があります。
- ケースとフィルムのメーカーを揃える
- レビューを見て組み合わせを考える
- 画面より小さめに設計されているフィルムを選ぶ

メーカーを揃える方法が一番簡単でおすすめです。
看護師・看護学生がiPadケースを購入する時に考えるべきポイント

ここまで様々なケースの特徴について紹介してきましたが、「看護師・看護学生はどれを選べばいいのか」という質問にお答えします。
看護師・看護学生は次のような用途でiPadを活用する場合が多いです。
勉強や仕事でiPadを日常的に使う現役看護師の私としては、「スタンド機能」と「ペンホルダー」を搭載したケースがおすすめです。
スタンド機能は、動画視聴やオンライン学習、ノート作成時の快適性を格段に向上させてくれます。また、iPadと一緒にApple Pencilを持ち歩くことが殆どなので専用ホルダーがあれば紛失の心配なく安心して持ち運べます。
「スタンド機能」と「ペンホルダー付き」のケースを基本形をベースとし、あなたの主な使い方に合わせて以下の視点を加えることで失敗せずにiPadを有効活用することができるようになります。
- 文章作成がメインならキーボードを選ぶ
- 持ち運びが多い、特に学生さんなら外周をしっかり覆う保護力の高いケースを選ぶ
- イラスト作成など様々な用途に使用するなら、細かい角度調整ができるケースを選ぶ

自分のニーズにあったiPadケースをぜひ探してみてください!
今選ぶべきおすすめのiPadケース

ここまでiPadをしっかり守り、快適に使うためのケース選びのポイントを解説してきました。ご自身の使い方に合ったケースのイメージが、少しずつ固まってきたのではないでしょうか?
それでもどんなiPadケースを選べばいいか悩んでいる方もいると思うので、これまで解説してきた選び方のポイントに基づき、厳選したおすすめのiPadケースを紹介します。

先ほどもお伝えしましたが、自分のiPadに対応したケースを選びましょう!
ESR iPadケース
数あるiPadケースの中でも、高い人気を誇るブランドが「ESR」です。一部では「純正越え」とも評されるその理由は、デザイン性、機能性、保護性能、そして価格の絶妙なバランス。
ESRのケースは、Apple純正の「Smart Folio」によく似た、シンプルなデザインが特徴です。iPad本来の美しさを損なわず、手頃な価格で純正品のような高級感と一体感を得ることができます。
多くのモデルには、安定感のあるスタンド機能や、Apple Pencilのやスタイラスペン用のペンホルダーが装備されています。動画視聴や勉強といった日常的な作業がこれ一つで格段に快適になります。

iPad側面もしっかり保護したい方は、ESR iPadケース (縦置き/横置きスタンド)を選びましょう!
ESR iPad Shiftシリーズ
ESRのShiftシリーズの最大の特徴は、9段階に及ぶ多彩なスタンドモード。あらゆる利用シーンで完璧な視野角と操作性を可能にします。
作業内容に応じて瞬時に最適な形へ変更できるので、常に快適な環境でiPadを使用できます。iPadの角度がしっくりこないという悩みを、根本から解決してくれる可能性を秘めた優れたケースです。
PITAKA MagEZ Folio 2
ガジェット好きから絶大な支持を得るブランド「PITAKA」のiPadケースが「MagEZ Folio 2」です。美しい織り目のデザインは非常に軽量でありながら、高級感があるデザインに仕上がっています。
ペンフォルダーは内側に織り込む内蔵式になっており、使わない時は見えないようにすることが可能。さらに搭載されているスタンド機能は、縦置き・横置き合わせて4つの角度に調整することができます。
調節可能な角度と主な使用用途は次の通りです。
- 動画鑑賞(57°)
- ウェブ閲覧(53°)
- Apple Pencilでの筆記(34°)
- ドキュメントの観覧(62°)
MOFT ダイナミックフォリオ
MOFTの最新作「ダイナミックフォリオ」は、iPadスタンドケースの常識を覆す革新的なiPadケースです。
最大の特徴は、縦横を組み合わせた20種類以上の角度調整機能です。イラスト作成から動画鑑賞、ウェブ閲覧など、自分に合う完璧なポジションで作業ができるようになります。
中でも勉強する時におすすめなのがデュアルスクリーンモード。使いのスマホをiPadの上部に固定できる画期的な機能で、動画講義の視聴とノート取りを劇的に快適化できます。
従来の方法ではスマホをiPadの横に置くため、視線の左右移動が大きく首や目の疲れ、集中力の低下を招きがちでした。しかし、デュアルスクリーンモードを使えば視線移動は上下の最短距離で済むので、ストレスなくインプットとアウトプット作業を繰り返すことが可能です。
そして、iPad本体を目線の高さに持ち上げるフローティングモードができる他、新しい独自素材「MOVAS」が採用されており、高級感のある質感と日々の使用に耐える高い耐久性を両立している嬉しいポイントです。

ダイナミックフォリオにはペンフォルダーがありませんが、取り外し可能な専用のペンシルフォルダーがあります。
Apple Magic Keyboard
Apple純正の「Magic Keyboard」はiPadを本格的なノートPCのように使うための最も高機能なケース一体型キーボードです。
キーボドは快適で静かな打鍵感を提供。高精度なトラックパッドはカーソル操作やジェスチャー操作などができるので、直感的かつスムーズに作業が行えます。
唯一の注意点はその「重量」。iPadと合わせると1kgを超えてしまうので、一般的なノートPCと同等の重さになる可能性があります。
私自身も重さがネックとなり購入を躊躇していた時期がありましたが、実際に購入してみたところ「思ったより重くない」というのが第一印象。気になる方は、Apple Storeや家電量販店で実際に手に取ってみると実際の重さ実感できます。
今までキーボドは別売りのものを利用していましたが、Magic Keyboardは一体化して持ち歩ける上にタイピングも快適に行えるようになり、かなり作業効率が上がったと感じています。

Magic Keyboardは種類があります。iPadの対応機種が異なるので必ず確認してから購入するようにしましょう!
先ほど紹介したPITAKAには、MagEasyケースという純正のMagic Keyboardとの併用が可能なケースがあります。Magic KeyboardはiPadの画面と背面の保護しかできませんが、MagEasyケースを併用すればiPad周囲の保護もできるようになります。

さらに、MagEasyケースのペンフォルダー付きモデルを選べば、Apple Pencil収納することができます。Magic keyboardを使っている最中にApple Pencilが「ポロッ」と取れて転がってしまうリスクを軽減することができるのも魅力的です。

PITAKAのMagEasyケースはペンシルケースを装着していると収納できない場合があるので注意です。
iPadケースはどこ買うのがおすすめ?

iPadケースを購入する際には、いくつかの選択肢があります。家電量販店や実店舗では、実際に手に取って確認できますが、取り扱い商品が限定されていることが多いです。
一方、オンラインショップや公式ストアでは、種類が豊富で、レビューも参考にしながら安心して購入できます。特にAmazonや楽天市場などのネットショッピングサイトでは、セール価格やポイント還元でお得に購入できることが多いのも魅力。

手間がかかりますが、実店舗で確認しネットショップで購入するのが確実で失敗しづらいです!
まとめ
今回はiPadケースを選ぶ際のポイントやおすすめのケースについてご紹介しました。自分のライフスタイルや用途に合ったケースを選ぶことで、iPadをより快適にかつ、安全に使用することができます。
長く愛用するためにも、しっかりと保護できるケースを選びiPadを活用した生活を楽しんでみてください。
本記事が参考になれば幸いです。ありがとうございました。