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iPadの活用でナースの働き方が変わる!具体的な活用事例とその効果

2024年9月12日

iPadを看護師の仕事でも活用したいけど、どんなことができるんだろう?

iPadは看護師ライフをアップデートしってくれるいいデバイスですが、
看護師の仕事で使う場合には注意しなければならないことも多いです。

Padを購入したならプライベートだけでなく、仕事でも活用して業務効率を上げたいと思う方も多いのではないでしょうか?

しかし、結論から言うと、個人のiPadを病院などの医療機関に持ち込んで仕事に利用することは、多くの場合制限されているのが現状です。

本記事では、病院で個人のiPadが使えない理由や、看護師がiPadを業務で活用する際の注意点、そして、看護師がiPadを最大限に活用する方法などについて詳しく解説していきます。

iPadの医療現場での広がりと可能性!iPadはどのように活用されているのか?

iPadは、その直感的な操作性と豊富な機能性から、医療現場での活用が期待されています。

私が勤務している病院でもiPadが導入されており、業務の効率化などに貢献しています。

iPadの具体的な活用例は次の通りです。(医療機関毎にできる業務は異なります)

業務内容具体例メリット
問診入院時の問診をiPadで行う入力の手間軽減、電子カルテとの連携による情報共有の円滑化
記録看護記録、バイタルサインの記録音声入力によるリアルタイムな記録、データの正確性の向上
オリエンテーション入院前オリエンテーション、検査・手術説明患者への理解促進、視覚的な説明による効果の向上
指導・教育退院前指導、疾患教育指導内容の担保、指導者の負担軽減、視覚的な説明による効果の向上

上記のようなメリットがあるものの、導入に伴う課題もあります。

患者情報の漏洩リスク、iPad導入に伴う初期費用、そして新しいシステムへの習熟など、様々な課題を考慮する必要があります。

医療機関は高齢者の利用が多く、iPadなどのデジタルデバイスの使用が苦手という方も一定数います。
そのような方へは1から説明をする必要があるので、説明者の時間的負担が増加する可能性があります。

個人のiPadを持ち込んで仕事をすることはできるのか?

結論:個人のiPadを医療機関内に持ち込み、看護業務を行うことは認められない場合が多いです。

看護業務において、個人のiPadが使えない主な理由は次の通りです。

  • 情報漏洩のリスク
  • 感染対策

病院では、患者さんの情報を集め、その内容に基づいた看護ケアを行うため、iPadのようなデジタルデバイスが注目されています。iPadを活用することで、情報収集の効率化や、1日のスケジュール管理などが容易になり、結果として業務の質向上に繋がることが期待できます。

しかしながら、医療現場においては、患者さんの個人情報保護が最優先事項です。個人のiPadで患者情報を管理することは、情報漏洩のリスクが高まるため、多くの医療機関では、特別な理由がない限り推奨されていません。

また、医療現場は常に感染リスクと隣り合わせです。個人のiPadを持ち込むことで、新たな感染源となる可能性も否定できませんそのため、個人持ちのデバイスを持ち込んで業務を行うことは、感染拡大のリスクを高めるため推奨されていにことが多いです。

じゃあ、看護師は仕事でiPadを活用することは難しいってことだね?

そうとは限りません。あなたのiPadを仕事でも有効活用できる方法を、次の項でお伝えしていきます。

看護師がiPadを仕事で活用する方法

前項で説明したように、情報漏洩のリスクや感染対策上の問題から、iPadの使用が制限される場合があります。しかし、これらの問題に直接関わる業務でない場合、使用許可が下りるケースはあります。

看護師の仕事は、患者さんの状態を観察し記録するなどの直接的なケアだけではありません。委員会活動や看護研究、勉強会の準備など多岐にわたり、このような仕事に関しては個人のデバイス(PCやiPadなど)の使用許可が下りる場合が多いです。

iPadはその携帯性や利便性から、場所を選ばず、作業内容に合わせて柔軟な働き方ができるというメリットがあります。

iPadでできる作業は次の通りです。(個人のiPadを使用する場合は、職場のルールを確認することが大切です。)

業務作業内容
文章作成委員会資料、学習会資料、マニュアル、チェックリスト、論文など、様々な文書を作成できます。
スライド作成看護研究発表の準備や、学習会のスライドを作成できます。
表作成シフト表や報告書など、表形式の資料を作成できます。

iPadで『Word』『PowerPoint』『Excel』アプリを使えば書類やスライドの作成作業を行えます。

しかし、パソコンを所有している場合、iPadで必ずしも行う必要はありません。業務の効率化や、場所を選ばずに作業したい場合などに、iPadは有効なツールとなるでしょう。

iPadをパソコンのように使用するためのアイテムはこちらで紹介しています

Microsoft Word

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Microsoft PowerPoint

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Microsoft Excel

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筆者の活用事例を紹介(経験談)

以前、プリセプターとして新人教育を行っていた際、iPadとスタイラスペンを活用して、新人看護師の課題、関連図、症例発表の原稿などを添削していたことがあります。

私の職場は夜勤が多く、新人看護師と直接会う機会が限られていましたが、iPadを活用することで、資料をメールでやり取りし、場所を選ばずに添削作業を行うことができました。

iPadを活用することでタイムリーなフィードバックが可能となり、新人看護師の成長をサポートできたと実感しています。

具体的な方法は、書類のデータを『Goodnotes』に取り込み、スタイラスペンで添削作業を行います。紙の書類は『Adobe Scan』でデータ化してGoodnotesに取り込むことで同様の作業が行えます。

Goodnotes 6

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Adobe Scan: OCR 付 スキャナーアプリ

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iPadでの作業を快適にしてくれるアイテムを紹介

キーボードとマウス

iPadで書類作成をするのなら、キーボードとマウス(トラックパッド)を使用すると作業効率が上がります。

Appleの純正のMagic Keyboardがいいと思われがちですが、価格が高いのがネックになります。

「純正品は高くて買えないよ」という方向けの、私が実際に使っているおすすめアイテムを紹介します。

ロジクールのPEBBLEシリーズはコンパクトでiPadとの相性は抜群。BoYataのノートパソコンスタンドを使用することでiPadを無段階で角度調整することができます。これらのアイテムを合わせて使うことで、iPadをパソコンのように使うことができます。

映り込み防止のため画面にぼかしが入っています

iPadをPCのように使うことに対して賛否両論の意見があるようですが、私自身はそれほど使いずらいとは感じていません。

文章作成程度であれば問題なく使用することも可能です。(このブログもiPadで作成しています)

使用感が気になる方は、お近くのApple Storeや家電量販店にてご確認ください。

スタイラスペン

Apple PencilはiPadでの手書き入力を快適にするための必須アイテムです。

Apple Pencilを使えば、紙のノートのようにスムーズにメモを取ることができます。

特にこだわりがなければ、他社製のスタイラスペンでも問題ありません。

スタイラスペンについて詳しく知りたい方はこちらからどうぞ!

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さまざまな勉強方法を実践することができ、日々の学習や資格取得に役立ちます。

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まとめ

医療の現場では、個人のiPadを持ち込んでの仕事はさまざまな理由から認められないことが多いです。

しかし資料作成や看護研究などにおいては個人のデバイス(iPadやPC)の使用が認められることがあります。

iPadは適切に使用することで看護師の業務や作業の効率を上げてくれる可能性があるので、iPadも持っている方はぜひ活用していきましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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となみ

はじめまして。私は看護師歴10年のとなみです。 プライベートでは2児のパパをやっています。 取得資格は三学会合同呼吸療法認定士と終末期ケア専門士。どちらも三か月の勉強期間で資格取得できた経験あり。看護師歴10年の経験を生かして、誰かの役に立つ情報を発信します。

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