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本記事で解決できる悩み
- 学会でiPadは使える?
- iPadを使って学会参加を快適にするには?
- 学会でiPadを上手に活用する方法は?
医療従事者の皆さん、学会参加は新たな知識を得ることができる貴重な機会ですが、スケジュール管理や膨大な資料の持ち運びは大変ですよね。
私も先日、職場の要請で学会に参加したのですが、その時に活用したのがiPad。驚くほど快適に過ごすことができました。
そこで本記事では、医療従事者が学会でiPadを最大限に活用するための具体的な方法やそのメリットを、私の体験をもとに詳しく解説していきます。
iPadを使えば、学会でのスケジュール管理や手書きでの情報収集、抄録や配布資料の管理などさまざま用途に活用できます。

学会参加に適したiPadや入れておきたいオススメアプリも紹介します。
今回は学会での発表時ではなく、参加者として演題発表や講演を聴講する際に、iPadをどのように活用できるかに焦点を当ててご紹介します。
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学会でiPadは使っていいの?

結論から言うと、iPadは学会で使うことができます。
iPadを活用すれば抄録を読んだり、ノートアプリにメモをとったりと有効活用することができます。
学会でiPadを活用するメリット

iPadを学会で使って感じたメリットを紹介します。
荷物を減らせる

iPadを使えば学会参加に必要な荷物を減らせます。
- 抄録
- 筆記用具
- ノート など
遠方からの参加の場合、必要なものが増えるのでカバンが重くなり移動も大変になってしまいます。
アプリやPDFを活用することで、上記のような荷物をiPad1台に集約できます。
実際に私は、iPadとApple Pencil、モバイルバッテリーと傘といった少ない荷物で十分でした。

少ない荷物で学会に参加できたので、移動の負担や必要なものを探す手間を感じず快適に過ごせました。
手書きメモをデータとして残せる

iPadはApple Pencilが使えるので、手書きメモを残すことができます。
抄録やメモ帳にペンでメモを残してもいいですが、「あのメモどこに書いたっけ?」となったことはありませんか?
iPadで書いたメモはデータとして残るので、文字検索で簡単に調べられる他、後から修正や追加も可能。

半永久的にデータとして残るので、時間が経ってからでも見返すことができます。
わからないことはすぐに調べられる

学会に参加していると知らないワードが出てくることがあり、調べながら聴講することもあるでしょう。
iPadならメモを取りながら、同じ画面上でWEB検索も行うことができます。
学会によっては机が設置されておらず、椅子に座って発表を聴かなければばならないこともあります。
そのような場合、ヒザの上で抄録とノートを開き、メモを取りながらスマホで調べ物をする必要があるので少し大変。
iPadのSlide Overを使えば、画面のサイドにWEB検索アプリを配置し、必要な時に表示させ検索することができます。


上記のようにすれば表示領域を狭くすることなくメモが取れ、必要な時にWEB検索を行うことができます。
学会でiPadを使うデメリット

私が学会でiPadを利用して感じたデメリットについて紹介していきます。
バッテリー切れのリスク

iPadを学会で使うのなら、バッテリー切れに注意しておく必要があります。
学会によりますが、朝から晩までスケジュールがみっちりな場合も多い。
iPadの連続使用可能時間は10時間程度と言われていますが、古いiPadはバッテリーが消耗している場合バッテリー切れになる可能性が高いです。
私が参加した学会は9時頃から夕方までぶっ続け。
iPadのバッテリーは容量は100%だったので、1日が終わる頃には50%切っていました。
学会中にバッデリーが切れると致命傷です。
もしものためにモバイルバッテリーを準備して電池切れに備えておくことをオススメします。

iPad以外にスタイラスペンの電池切れにも注意が必要です。
Wi-FiモデルのiPadはデザリングが必要

Wi-FiモデルのiPadでネット環境を使うには、公共Wi-Fiやデザリングを利用する必要があります。
Wi-Fi環境が整っているなら問題ありませんが、無い場合はスマホのデザリング機能を使う必要があります。
デザリングは接続する手間が少しだけかかる他、スマホ側のバッテリー消費が早くなるデメリットがあります。
あくまで参考程度ですが、フル充電していたスマホを1日デザリングで使っていたところ、バッテリー残量30%程度まで消費していました。
モバイルバッテリーを使って充電する方法やセルラーモデルのiPadを使って回線契約をすることで解決します。

インターネット環境を使わないのであれば、この限りではありません。
iPadの操作に慣れておく必要がある

学会の進行は想像以上に早い。
複数の発表が立て続けに行われるセッションでは、発表者が次々と入れ替わり目まぐるしく情報が飛び交います。
iPadの操作に不慣れな状態だとメモを取ったり、Web検索をしたりするのに手間取ってしまい、内容に集中することが難しくなります。
操作に気を取られていると大切な発表内容を聞き逃してしまう可能性があるので注意が必要。
学会でのiPad利用は資料の管理や手書きメモを取れるなど多くのメリットをもたらすのも事実。

大切な学習の機会を失わないように、事前準備をしておきましょう。
学会でiPadを使うときの注意点

iPadを使う場合は学会のルールやマナーを守って使わなければなりません。
私が学会に参加した時に感じた、iPadを使うときの注意点を紹介します。
禁止事項やルールがある

学会では次のような禁止事項が設けられている場合があります。
- 写真撮影
- 動画撮影
- 録音 など
iPadは様々な機能があり便利ですが、学会によっては上記のようなルールが設けられているので注意してください。

ルールやモラルを守り、節度ある対応を心がけましょう。
画面は明るすぎないようにする

学会ではスライドを投影させるために室内を暗くする場合があります。
もしあなたが使っているiPadの画面が明るすぎると、周囲の参加者の視界を妨げ、集中力を低下させてしまうかもしれません。
画面が明るすぎる状態で使い続けるとバッテリー消費も増えるので、事前に明るさの自動調節を設定しておきましょう。
iPadで明るさの自動調節を設定する方法
設定→アクセシビリティ→画面表示とテキストサイズ→明るさの自動調節
学会で様子︰参加者のiPad使用状況

学会の参加者がどんなiPadを使い、どのように使っていたかを情報を共有していきます。
学会参加者のiPad使用方法
学会に参加者には、冊子やノートに手書きでメモをとっている方やパソコンやiPadを活用している方など様々でした。
その中でiPadを使っている方は、次のような方法でiPadを活用していました。
- iPadとPencilで手書きメモを書く
- iPadで抄録を読み注釈を入れる
- 画面上のキーボードでテキスト入力
- キーボードを付けてタイピング
iPadなら使う人に合った方法で使えるところがメリットと言えます。
iPadモデルの傾向
私の参加した学会の参加者は、次のようなモデルのiPadを使っていました。
- 11インチのiPad(無印・ Air・Pro)
- iPad mini
持ち運びの利便性がいい、11インチ以下のiPadが選ばれていたのではないかと思います。
意外にも第9世代以前の無印iPadを使っている方が多い印象でした。

古いモデルの無印iPadもまだまだ現役で使えるということですね!
学会参加時の筆者の装備
私が学会に持ち込んだアイテムは下記の通りです。
- iPad Air(M2) 13インチ 128GB Wi-Fiモデル
- Apple Pencil Pro
- ESR iPad Air 13インチ ケース
- ESR iPad Air 13インチ 着脱式ペーパーライクフィルム
- CIO 3in1モバイルバッテリー

自宅での使用がメインなので、13インチのiPad Airを使っています。
今回はじめて自宅から持ち出して使ってみました。
他のiPadよりも表示領域が広いので、勉強や複数のタスクを同時に行うのに最適。
少し重いので、外出時に持ち歩く方は、11インチ以下のiPadが軽くてオススメかもしれません。
≫看護師・看護学生必見!最適なiPadの選び方とおすすめモデル
Apple Pencilは他のスタイラスペンとは違い、ペンや消しゴムのツール切り替えがスムーズに行えるので書く作業を快適にしてくれます。
さらに、iPadの側面にマグネットで取り付けて持ち運びや充電ができるは、他にないメリットといえます。

iPadの側面にマグネット接続して充電できるので、充電切れで使えないというリスクを減らせます。
≫Apple Pencil VS 他社製スタイラスペンはどれを選ぶべき?勉強に最適なスタイラスペンも紹介!
屋外で使用するため落下時の損傷を最小限にできるよう、iPadの周囲がしっかり保護されているケースを選びました。
ESRは機能性も高く、純正ケースのSmart Folioの上位互換とも言えるケースです。
Apple Pencilでの書きやすさを追求したいなら、ペーパーライクフィルムは必須です。
用途に応じて付け外しができる、着脱式のペーパーライクフィルムが使い勝手も良くオススメです。
バッテリー切れに備えて、モバイルバッテリーを持っておくと安心。
こちらのモバイルバッテリーは、ACアダプター+モバイルバッテリー+ケーブルの3in1タイプ。
コードや電源タップが不要なので、荷物を最小限に減らすことができます。
【経験談】筆者が学会でiPadを活用した方法

学会に参加した時に、私がどのようにiPadを活用したかを説明していきます。
スケジュール管理
iPadがあればアプリでスケジュール管理をすることができます。
有料になってしまいますが、私はFirstSeed Calendarを使っています。
好みのカスタムができることや、性純正カレンダーアプリとの互換性があるのでとても使いやすいです。

ウィジェットを作成しホーム画面に設置すれば、iPadのホーム画面上でスケジュール確認ができます。
時間や会場、テーマを入力し通知設定をすることで落ちなく学会を周ることができます。

スケジュールアプリと連携することで、日程が自動的に反映される場合もあるので活用してみましょう!
抄録をノートアプリへの取り込む
抄録は事前にノートアプリに取り込みましょう。
ノートアプリに抄録を取り込むことで、閲覧だけでなくApple Pencilを使って注釈が書けるようになります。


私が参加した学会の抄録はデジタルだったので、スクリーンショットした画像をリサイズしてノートアプリに貼り付けました。
≫仕事も勉強もこれ1つ!Goodnotes 6で看護師ライフを充実させる方法
学会で持ち歩きたいオススメのiPad

学会で使うiPad選びのポイントは次の通りです。
- 学会でどのように使うか
- 持ち運びやすさ
- Apple Pencil 対応

決めるのが難しい方は、持ち運びやすさを重視すると良いです。
iPad (A16)
現行iPadのなかで一番安価。
画面サイズも11インチとA4ノートの様な感覚で使うことができます。
動画視聴やブラウジングなどのインプット作業に適している、初心者でも扱いやすいiPadと言えます。

私の参加した学会で使っている方が多かった印象です。
11インチ iPad Air (M3)
iPad AirはMacやiPadProにも搭載されている高性能な『Mシリーズ』のチップが搭載されています。
勉強やブラウジングはもちろん、ゲームや動画編集をするのにも申し分ないスペック。
クリエイティブな作業をする人にとっても使いやすいiPadと言えます。

無印iPadはスペック不足と感じている方は、iPad Air (M3)を選んでおけば間違いありません。
iPad mini (A17 Pro)

手帳感覚で使えるコンパクトなiPad mini。
表示領域は他のiPadに比べて狭いですが、資料や参考書の閲覧や動画視聴など様々な作業をするのにちょうどいい。
持ち運びをメインに考えているのなら、iPad mini (A17Pro)は最強の端末と言えます。

私の参加した学会では、iPad miniを使っている方が多いと感じました。
中古のiPadもけっこうオススメ
iPadは元の性能がいいので、古いモデルのiPadであっても申し分なく使うことができます。
基本的には定価で買うよりも安く購入できるので、コスパがいいのが魅力。
「古いモデルのiPadって使っても大丈夫?」と思う方もいるでしょうが、以下のポイントとを押さえれば安心して使い続けられます。
- 発売日から3年未満のiPadを選ぶ
- バッテリー容量が70%以下は選ばない
- 保証が付いている (赤ロム保証や長期保証)
- 信頼できる販売店から購入する
中古iPadを買うのなら、私も購入経験がある大手の中古ショップ「イオシス」がオススメです。
中古であれば最新モデルのiPadでも、定価より安く購入することができます。
さらにイオシスは、他社の中古ショップより安くiPadを販売している傾向にあります。

私はイオシスでiPadを自腹で購入した正直レビューは、下記のリンクからご覧ください!
≫イオシスでAランクのiPadをポチる!実際の状態と利用したメリットを紹介
まとめ
今回は、医療従事者が学会でiPadを使うメリットや具体的な活用方法について解説しました。
iPadは、学会でのスケジュール管理や情報収集をスマートかつ効率的にしてくれる便利なツールです。
もしあなたがiPadを学会に持っていくのなら、11インチの無印iPadやiPad Air、コンパクトなiPad miniがオススメです。
ぜひこの記事を参考にiPadを使いこなして、より質の高い医療の提供に繋げて行ってください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。