解決できる悩み
- Slide Overが復活したって本当?
- どうやって使うのか教えて欲しい
- 新たなSlide Overを勉強で活用するには?
iPadOS 26へのアップデートで、私たちの学習効率を支えていた「Slide Over」機能が姿を消してしまいました。
メインのノート作業を中断せず、サッと辞書を引いたり、WEB検索したりと、あの「ちょい見」機能がいかに重宝していたかを、失って初めて痛感した方も多いのではないでしょうか。
そんな私たちの願いが届いたのか、iPadOS 26.1へのアップデートでSlide Overが待望の復活を果たしました!
そこで本記事では、復活したSlide Overの具体的な呼び出し方や新しい操作方法、そして勉強での具体的な活用法を画像付きで詳しく解説します。
この記事を読めば、Slide Overを使ったあなただけの最強の学習レイアウトが見つかり、勉強効率が向上します。
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Slide Overとは?:メイン作業を中断させない「ちょい見」機能

Slide Over (スライドオーバー)とは、iPadのマルチタスク機能の一つです。
メインで使用しているアプリを閉じずに、画面の端から別のアプリを小さなウインドウで重ねて表示させることができます。
2025年9月のアップデートで姿を消してしまいましたが、同年11月のアップデートで「ウィンドウ表示アプリ」の機能の1部として復活しました。
Slide Overを呼び出す方法は2つ
Slide Overを呼び出す2つの方法を画像付きでわかりやすく解説します。
アプリ右上の【・・・】マークから起動するから方法
iPadの画面表示モードを「ウインドウ表示モード」へ切り替えた後に、【・・・】マークからSlide Overを起動することができます。
step
1ウィンドウ表示アプリへ切り替える
ウィンドウ表示アプリに切り替える方法は下記の2つ。
- 設定→マルチタスクとジェスチャー→ウィンドウ表示アプリをタップ
- コントロールセンター→マルチタスクアイコンを長押し→ウィンドウ表示アプリをタップ
わかりずらい方は下記の画像を参考にしてください。


step
2表示させたいアプリを開く
Slide Overで表示させたいアプリを開きます。(今回は電卓アプリを使って説明します)

step
3【・・・】マークからSlide Overを起動する
開いたアプリの左上にある【・・・】マークを長押しするとアプリの表示方法が選べます。

表示された一覧の中から「Slide Overを開始」を選択すると、開いていたアプリがリサイズされ画面の端に移動します。


Slide Overとなったアプリは、必要に応じて画面ないと画面外を行き来させることができ、サイズも変更できます。

アプリのサイズ変更は従来にはなかった新たな新機能です。
画面上部のメニューバーから起動させる方法
表示モードを「ウインドウ表示モード」へ切り替えた後に、画面上部のメニューバーからSlide Overを起動することができます。
step
1ウィンドウ表示アプリへ切り替える
ウィンドウ表示アプリに切り替える方法は下記の2つ。
- 設定→マルチタスクとジェスチャー→ウィンドウ表示アプリをタップ
- コントロールセンター→マルチタスクアイコンを長押し→ウィンドウ表示アプリをタップ
わかりずらい方は下記の画像を参考にしてください。


step
2表示させたいアプリを開く
Slide Overで表示させたいアプリを開きます。(今回は電卓アプリを使って説明します)

step
3メニューバーからSlide Overを起動する
アプリ画面の上部を上から下へ軽くすワイプすると、メニューバーを表示されます。
※アプリは全画面にしておかないと、メニューバーは開きません。

項目の中からウィンドウを選び、Slide Overをタップすると、下記のような表示を方法が選択できるようになります。
- 左のSlide Overに移動
- 右のSlide Overに移動


選んでタップすると、開いていたアプリがリサイズされ画面の端に移動します。

Slide Overを終了させる方法
Slide Overを終了させる方法は2通りあります。
- 【・・・】マークの×印をタップ
- 【・・・】マーク長押しでSlide Overを終了をタップ
Slide Overを終了させる方法は下記の画像を参考にしてください。


×印をタップする方法が1番簡単です。
新たなSlide Overを勉強で活用する方法
復活したSlide Overは、従来通りの便利な「ちょい見」機能として活用できます。
新たな機能として、ウインドウのサイズを自由に変更できる「リサイズ機能」が追加されました。リサイズ機能はただ情報を確認するだけでなく、表示する情報量を調整しながらの作業も可能にしてくれます。
「サイズ可変」になった、新しいSlide OverをiPad学習でどう活用すべきか具体的な方法を解説します。
勉強中にWEBで調べ物
Padでの勉強中、調べ物のために常にWebページを表示させておくのは、メインの学習画面が狭くなり集中力の妨げになります。
Slide Overを活用すれば、Webページを画面の端に待機させておくことができるので、普段はノートや参考書の全画面表示を維持し、必要な瞬間にだけ辞書や検索結果をサッと呼び出すことができます。


メインの作業を中断しないため、集中力を切らすことなく情報収集と学習を両立でき、スマートな勉強環境を作れます。
勉強中に参考書をちょい見
メインのノート作業をしながら、Slide Overで電子書籍の参考書を「ちょい見」するのも非常に強力な使い方です。
電子書籍であれば、Slide Over使用時にリサイズしても、レイアウトが崩れず常に読みやすい状態を維持できます。


ノートを作成を中断せず、必要な知識や図表だけを快適に確認できるのでとてもスマートに勉強できます。
iPadを活用した勉強方法は下記の記事が参考になります。
まとめ
今回は、iPadOS 26.1で待望の復活を遂げた「Slide Over」の新しい使い方と勉強への活用法を解説しました。
従来の機能に加え「リサイズ機能」が追加されたSlide Overは、学習の集中力を維持する上で欠かすことのできない機能です。
Slide OverはiPad学習で次のような活用方法ができます。
- WEB検索で集中力を切らさずに知識を補強する
- 電子書籍をレイアウト崩れなく参照しノート作業を効率化する
上記のようなテクニックを実践することで、あなたのiPadはメインの作業とサブの作業をシームレスに行き来できる、理想的な学習環境へと変わります。
復活した「ちょい見」機能を使いこなして、あなたの学習効率を最大化してください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
